今日は、愛しの跡部君の誕生日
だから、半ば無理矢理に家へ押しかけた。
もちろん、跡部君の機嫌は最悪。
ご機嫌ななめ
「跡部くーん。俺が来たから、機嫌直してよv」
『別に機嫌が悪いわけじゃねぇよ。』
「・・・・・・」
いつもよりも、無愛想。
俺が誕生日を祝うのが嫌なのかな。
けど、嫌なんて言わせないよ?
「あっとべくーんVv」
『は?・・うわぁ!』
俺は、跡部君に思いっきり抱きついて
頬にキスをした。
突然の事に、跡部君は驚いていて俺の頬を思いっきり殴った。
『何すんだよ!バカ千石!!!!』
「別にいいじゃんー。俺達付き合ってるんだしVv」
『そんなの関係ねぇ!どけ!千石!!!』
いつもより、俺を邪険に扱う跡部君の頬は照れているわけでもないのに、紅潮していた。
俺は急いで跡部君の首に右手を添える。
「ねぇ、俺さ・・・初めて知ったんだけど。」
『・・・なんの話しだよ。』
「風邪、ひいてるんでしょ?」
跡部君は、俺の両肩を押して俺を遠ざけると背を向けて座っていた。
少し見える横顔は、俺にとっては痛々しかった
「跡部君、寝てた方がいいんじゃない?」
『なんでもない。気にすんな。』
「でも、すごい顔が赤いよ。」
『ここで俺様が寝込んだりしたら、意味ねぇだろうが。』
跡部君が、俺と会うために無理をしている事に気がついた。
俺は自分のバッグの中からタオルを出すと、側にあった洗面所へ行く。
「ほら、ちゃんと寝てないと悪化しちゃう。」
『大丈夫だっ!ほっとけよ。』
「そういうわけにもいかないよ。・・景吾は、俺にとって大事な人なんだからさ。」
『・・・分かったよ。///』
景吾は素直にベッドに入ると、俺の左手を握り締めていた。
俺は、さっき濡らしてきたタオルを跡部君の額に乗せた。
いつも俺様で、俺を見下すような跡部君。
けど、今日は少し違っていた。
『俺様に気安く触るんじゃねぇよ!///』
「ふぅ。困ったお姫様だね。」
『お前に世話されなくても大丈夫なんだよ。』
強気な跡部君は変わらない。
けど、目に力が無かった。
俺は、そんな跡部君の前髪を上げて、額に口付けを落とす
「薬、ある?」
『アン?薬ならそこに・・・・』
「あの、棚の中?・・・とってくるね。」
俺が立ち上がった瞬間、跡部君の両手が俺の腰を包み込んだ。
こんな跡部君、初めて見るかも。
「・・・どうしたの?」
『側にいろ。薬は後でいい。』
「・・・りょーかい☆」
安心した跡部君は、俺の手を握ったまま静かに眠っていた。
・・いつもこうだったら可愛いのに。
「誕生日おめでとう。景吾・・・」
『ん・・・スースー・・・』
「起きたら、持ってきたケーキでお祝いしようね。」
跡部君の誕生日を祝うのは、これで2回目。
1回目は、跡部君にビンタされたんだよね。・・・鼻の下伸ばしすぎだって。
あれから、俺は君しか見てないよ。
だから、君のその瞳にも俺だけを映してね。
愛してるよ。・・・ハッピーバースデー。
□後書き
菜依、リクエストありがとう!!!
一応「風邪ネタ」にしてみたんだけど・・・
これぐらいしか、景吾が拗ねてる(?)理由が思いつかなかった;
さてさて、初めての千部ですが・・・前に1度だけ試しに作ってみました。
その時はジュニア選抜ネタでしたっけ。
時間と気力があれば、打ってアップしようかなぁ〜。なんて。
やっぱ、千部いいっすよね!!!
ってか、やっぱり「BL/野菜(オフ友はこう呼ぶ)」が大好きです〜Vv
それでは、この辺で〜Vv
2005.10.6